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2016年 05月 14日

本城 直季 写真展:東京

2016/3/5

本城 直季 写真展:東京
2016年2月12日(金)-3月28日(月)
キヤノンギャラリー



本城直季の「small planet」という写真集を見た時の衝撃を今でも忘れられない。
これが私たちが住む地球なのか?
まるでおもちゃの世界じゃないか。

最近のカメラはミニチュアモードが搭載されている機種が多くあるが、本城直季は自らの技法で撮影していた。
驚きである。


キヤノンギャラリー S(品川)
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かなりの時間、私は写真を眺めていた。
本城直季のジオラマ写真を見ていると、私は心が落ち着くのだ。
無数の灰色のビル群は遠くから見ればみるほど、細かい塵のように見え、カラフルな屋根の家は砕かれた煉瓦のようだ。
そこに人が住んでいるはずなのに、人の気配を感じない。
そうだ。
私たちはそれほどちっぽけな存在なのだ。
そして私たちが抱える悩みはもっともっと小さくてどうでもよいことなのだ。




オープンギャラリーも覗いてみた。
-日本大学芸術学部写真学科・東京工芸大学芸術学部写真学科合同写真展-
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ある作品の前で立ち止まる。
見入る。
思い出がえぐられる。

それは娘視点で、お母さんの病気発覚から入院、手術、治療、亡くなるまでを記録した作品だった。
写真でこれを表現されたら完敗。
母を思い出して泣きそうになった。

私は同じような状況で、こんな風に冷静に写真を撮れない。
この女性の強さを感じた。
もしかしたらお母さんの死を受け止めるために必要な作業だったのかもしれない。








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by treeofhope | 2016-05-14 22:04 | 鑑賞記録 | Trackback | Comments(0)
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